音楽で地域を盛り上げようというあるミュージシャンの取り組みです。
その盛り上げ方というのが、地域のやっかいものの「竹」を使った音楽活動です。子どもたちと臨んだ楽器づくりと演奏会に密着しました。

インドネシア・バリ島に伝わる打楽器「リンディック」

都農町の都農東小学校。
この日、楽器づくりが行われていました。

(成澤けやきさん)
「おはようございます。元気いいですね。はい。」

楽器づくりの指導を行うのは成澤けやきさん。
4年前、日向市東郷町に移住した、東京都出身のミュージシャンです。

(成澤けやきさん)
「きょうはこの土台に竹の鍵盤を組み合わせていく作業をします」

子どもたちが作っているのは、「リンディック」という、インドネシアのバリ島に伝わる打楽器です。

(子ども)
「(Q.楽器づくりやってみてどう?)けっこう楽しい」
(保護者)
「初めてのことなので貴重な体験だなとは思う」

(成澤けやきさん)
「自分で楽器を組み立てることで、その楽器に対する愛着も沸くと思う。そうすると、ただ与えられた楽器よりは触る機会も増えると思うし、音楽が好きになってくれるといい」