地震で被災した子どもたちに、遊びを通じた心のケアをはかる取り組みが石川県七尾市ですすめられています。
七尾市の商業施設、パトリアの一角に設けられたのは、「みんなの遊び場」
能登地方の情報発信などを行うのとルネ実行委員会が、地元の子どもたちに笑顔でのびのびと遊んでもらえる場を作ろうと、今月4日に開きました。
会場には、動物やキャラクターなど思い思いのイラストを描けるスペースが設けられ、子どもたちは楽しいひとときを過ごしました。
小学2年生の男児は「好きなキャラクターを描けるのですごく興味深いです」
娘と2人で来ていた母親は、「来るのは3回目。地震で遊び場が少ないのでみんなでワイワイしながら遊べる場所があっていいなと」と話していました。
企画した“のとルネ実行委員会”の山崎香織代表は「お母さんたち辛い思いをしているとか顔色を見て萎縮している子も多いと思う。お子様にはのびのびと、お母さんたちには子どもの笑顔を見てほっこりしてほしいという思い」とコメントしました。
のとルネ実行委員会では、今後積み木やトランポリンなど遊具をさらに充実させて毎日解放していくとしています。