能登半島地震の被災者用の仮設住宅が石川県珠洲市にも完成し、9日から入居が始まりました。

輪島市に続いて2例目となります。

入居者「広いわ~」


入居が始まったのは珠洲市の正院小学校のグラウンドに建設した40戸で、40世帯102人が入居を予定しています。


初日の9日は午前9時頃から手続きを済ませた入居者が訪れました。

入居者「今は着替える服などを持ってきた。(避難所で)他のひとと一緒だととなりの人の話も聞こえてくるので(仮設住宅は)良かったなと思う」

仮設住宅は2DKと4LDKの2つのタイプがあり部屋には浴槽、トイレ、エアコンが完備。


敷地内には給水タンクと浄化槽が設置され、水の使用ができるということです。


珠洲市で仮設住宅の入居は初めてでこの他にも現在、5か所合わせて456戸の仮設住宅の建設が進められていて3月末までに順次完成していく予定です。


一方で、仮設住宅への入居申し込みは1600件を超えていて市では用地の確保と建設を急ぐことにしています。