石川県の馳浩知事は28日、石川県志賀町と七尾市を視察し、水道の早期復旧へ「関係省庁が一体で対応すべき」と述べました。

七尾市の岩屋浄水場を訪れた馳知事は、担当者から地下水などを主体とする「自己水」と県営の「県水」の状況について説明を受けました。七尾市では県水の被害が想定より少なく、29日に藤橋供給点まで水を送り、随時、漏水か所の点検作業に入るということです。

馳知事
「国と県と市町・集落排水などは民間のものもあるので、水環境については一体でやっていかなければならないと痛感した」

七尾市では中心部で2月後半、和倉・石崎地区で3月中の水道復旧を見込んでいます。