1日の大地震で津波が襲った石川県珠洲市沿岸部。一時孤立状態となっていた集落では、地震から1週間以上経った今でも、手つかずのまま爪痕が残っています。

珠洲市東部の沿岸部にある、三崎町寺家地区です。
今月1日、集落を津波が襲い、民家から流されたタイヤや冷蔵庫などの家財道具が、道路のあちこちに散乱。がれきが道路を塞ぎ、一時孤立状態となりました。

住民の男性「全部津波で流されて…。襖も全部、ダメ」
こう話す男性の住宅は、7つの部屋を仕切っていたふすまが流され、建物の骨組みだけが残されていました。