中小企業を対象にサイバー攻撃から企業や情報を守るためのセミナーが11日、金沢市で開かれました。

中部経済産業局が初めて開いたセミナーには、トヨタ自動車で長年、情報部門に携わっていた後藤悦夫さんが講師として招かれました。後藤さんはインターネット上で企業の情報が繋がっている今、中小企業へのサイバー攻撃が大企業にまで影響を及ぼすと指摘。まずは自社の立ち位置を把握し、セキュリティ対策のガイドラインやチェックシートを活用した対策の必要性を強調しました。

また情報の流出を防ぐには、パスワードやネットワーク上で関所の役割を果たすファイアーウォールの定期的な更新が重要だとしていました。