おふくろの味 「かつぶ」 誕生の経緯は
森さんが店で出している弁当のメニューに添えられている「かつぶ」
4年前に亡くなった母・清美さんから受け継いだおふくろの味です。

森さん
「普通においしいと思ったよ、めっちゃご飯に合うやんって」
料理が得意だった清美さんは森さんがうどん店で働いていた当時、だしを取った後に大量に残る「だしがら」を持って帰ってくるように伝え、ひと手間かけたおかかを家の食卓に並べていたといいます。

森さん
「何をするのかなと思ったら圧力なべで圧力かけて。味付けして、おかか的なものを作っていた」
店を開くきっかけになったおふくろの味。
森さんは醤油と砂糖をベースとした味付けにさらに改良を加え、「かつぶ」をのせた弁当の販売を始めました。
よく来ているという顔馴染みの客もこの味の販売を喜びます。

客
「(かつぶは)優しい味で、母の味でしたね、さすがにね」