金沢市出身で、東京ヤクルトスワローズと北海道日本ハムファイターズで活躍した谷内亮太選手が27日、引退試合に出場し11年間の現役生活に幕を下ろしました。

北海道日本ハムファイターズ 谷内亮太内野手
「苦しい時期だとか、つらい時期の方が多かったですし、自分でもよくここまでなんとかやってこれたなと思いますし、日々頑張った結果が、この11年という期間に繋がったと思います」

金沢市出身で金沢西高校OBの谷内選手。2012年にドラフト6位で東京ヤクルトスワローズに入団し、2018年トレードで北海道日本ハムファイターズへ活躍の場を変えました。内野の全ポジションをこなすほか、勝負強い打撃力でチームに貢献してきただけに27日の引退試合は、谷内選手らしい試合となりました。

まずは打撃で見せ場を作ります。2回、2アウト3塁のチャンスでセンター前に先制点となるタイムリーを放ちます。

一方、守備では新庄監督の計らいで、どのポジションでも守れるユーティリティプレイヤーらしくサード、ファースト、セカンド、ショート、そして最後はライトと、イニングごとに5つのポジションにつきました。

試合後には仲間から胴上げされた谷内選手。11年間の選手生活は笑顔でグランドに別れを告げました。