10月1日に新キャンパスに移転する金沢美術工芸大学。現在の金沢美術工芸大学キャンパスの跡地について取得を希望している金沢大学が地域の健康増進に関する施設などを整備する計画があることを金沢市に報告していることが分かりました。

これは11日に開かれた金沢市議会の一般質問で自民党の福田太郎議員の質問に対し、村山市長が明らかにしたものです。

自民党・福田太郎市議
金沢市・村山卓市長

村山市長は建物が廃墟化することがないよう速やかに解体工事に着手するとし、金沢大学からは隣接する宝町・鶴間キャンパスを拡充し、ヘルスケアの産学連携施設や地域の健康増進に関連する施設、研究者の宿舎の整備をするため跡地の取得を要望していることを明らかにしました。

現金沢美術工芸大学キャンパス
金沢大学 宝町・鶴間キャンパス

また金沢大学が取得することは、学都金沢に厚みを増すとし具体的な整備計画がまとまった段階で地元説明会を開く考えも示しました。