石川県は一般会計で129億円余りとなる9月補正予算案を、5日、県議会に内示しました。大雨で被害を受けた公共施設などの早期復旧や、被災者の生活再建を支援する取り組みが主な柱です。
県の9月補正予算案は一般会計で約129億円で、今年度の当初予算からの累計は6212億円余りとなっています。
主な項目では、6月の大雨や線状降水帯の発生により、津幡町やかほく市で大きな被害が出た7月の豪雨災害を受け、公共施設などの早期復旧や治水対策の検討、被災者の生活再建に向けた費用が盛り込まれました。
また、物価高騰の影響を受ける事業者の資金繰りを支援するほか、小松空港国際線の利用促進や、北陸新幹線の県内全線開業に向けた観光誘客の推進にも取り組みます。
県の9月補正予算案は今月12日に開会する県議会9月定例会に提出されます。