裁判所の書記官や事務官の役割を知り、就職活動の参考にしてもらおうと金沢地方裁判所で仕事体験会が開かれました。今回は、県内外の大学生、約20人が参加し、民事裁判をテーマに職場見学や模擬弁論などで仕事内容について説明を受けました。

書記官は法律の専門家として調書の作成などを行い書記官が立ち会わないと法廷が開けません。また事務官は書記官のもとで事務全般に従事します。参加した大学生は「裁判所と言ったら弁護士とか検察官といったイメージでしたが、書記官とか事務官のように陰で支えている方に魅力を感じた」と話していました。

参加者らは、現役の書記官や事務官から裁判所には様々な人が訪れるが中立の立場を貫くことが大切とアドバイスを受け、就職活動の参考にしていました。