9月補正予算案の編成に向けた知事裁定が24日から始まりました。石川県の馳知事は7月12日の豪雨被害への対応に重点を置く方針です。
知事裁定は土木部から始まり、被害の大きかった津幡町など4つの市と町や県、国の関係機関からなる「河北郡市流域治水対策検討部会」を今月31日、新たに設置することが示されました。これに対し馳知事は、ハード・ソフト両面での流域治水対策の取り組みを、地域住民にわかりやすく広報するよう指示しました。
馳浩 石川県知事
「農産物への被害、津幡町を中心としたがけ崩れ…公共事業を中心とした基盤整備をやり直さないといけないので、それに対応するため今回9月の補正予算を組むことになりました」
県の9月補正予算案は来月12日に開会する県議会定例会に提出されます。