金沢市の50代女性が市の職員を名乗る男らに現金およそ200万円をだまし取られる被害が発生し、警察が特殊詐欺として調べを進めています。
金沢中警察署によりますと、今月14日、女性の自宅の固定電話に市の職員を名乗る男から「年金の過払いによる還付金がある」などと電話があり、女性が男に受取口座の金融機関を伝えたところ、次に金融機関の職員を名乗る男から「コンビニでも手続きができる」などと電話がありました。
女性は市内のコンビニエンスストアで金融機関の職員を名乗る男から電話を通じて指示を受け、現金およそ100万円を振り込みましたが、手続きがエラーとなったと言われ、15日再びおよそ100万円を振り込みました。
その後、女性は別の用事で金融機関を訪れ、だまし取られたことに気づき、警察署に被害を届け出たということです。
警察はATMでお金が返ってくることは絶対にないと強く呼びかけています。