弾道ミサイルが発射されたという想定で住民が身を守る訓練が7日、石川県かほく市で行われました。

訓練は、弾道ミサイルが発射され、日本に飛来する可能性があるという想定で行われ、かほく市宇野気地区の住民らおよそ200人が参加しました。

宇野気公民館では、住民が爆風で飛散するおそれがある窓ガラスから離れ、頭を座布団などで守りながら身をかがめていました。

参加した女性は「座布団があってよかった。何もないよりきっといい。どこでこういうことになるか分からないので、その場に応じてやるしかない」と話していました。

こうした訓練は内閣官房などが全国各地で行っていて、石川県では2017年に輪島市で行われて以来2回目です。

今回はJアラートや自治体向けのエムネットを使った情報伝達訓練も行われ、目立ったトラブルはなかったということです。