石川県は6日も危険な暑さとなり、志賀では気温が38度近くまで上がりました。7日も熱中症に警戒が必要です。

6日日中の最高気温は、志賀で37.7度を記録したほか、羽咋で36.9度、金沢で36.3度など、石川県内6つの観測地点でこの夏一番の暑さとなりました。

イタリアから金沢市のひがし茶屋街を訪れた観光客は「暑さには備えてきたつもりだったが、想像以上に暑かった。じめじめしていて湿気がすごい」と話していました。

各地の消防によりますと、石川県内では6日午後4時までに男女13人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれました。白山市では午前9時半ごろ、一人暮らしの85歳の女性が自宅でぐったりしているのを、訪れた民生委員が発見しました。女性はエアコンをつけていなかったということで、倦怠感を訴え、入院が必要な中等症です。

7日も金沢で35度と、猛烈な暑さが予想されていて、気象庁と環境省は7日連続で熱中症警戒アラートを発表しました。外出はなるべく避け、のどが乾く前のこまめな水分補給など対策を心がけてください。