今年5月、震度6強の地震を観測し復旧作業が進められている石川県珠洲市で24日、馳知事が復興状況などを視察しました

馳知事は24日、来月5日で地震から3ヶ月を迎える珠洲市を訪れ、先月22日までに16戸が完成し現在14戸32人が暮らす応急仮設住宅などを視察しました。

仮設住宅に入居する住民
「沢山の人のおかげでここまでこれたのだと本当に感じます。これから先、希望を持たないと。とにかく生きていかないと、という気持ちでいっぱい。」

また、馳知事は地元の商工会や区長らとも意見交換を行い、住宅の応急修理制度の期限延長や地震による風評被害払拭などについての要望を聞き取りました。

石川県 馳浩知事
「小さな市ですので専門性を持った職員にも限りがあります。そういった所を県として派遣することが必要」

馳知事は地震からの復旧が進んでいると感じる一方で、まだまだ課題も残るとして専門家の派遣など伴走型の支援を続けていく方針を示しています。