線状降水帯の発生により津幡町やかほく市で大きな被害が発生した豪雨について、馳浩石川県知事は他の県とあわせた一連の災害として、復旧事業費の補助が引き上げられる激甚災害に指定するよう、国に求める方針を示しました。

馳浩 石川県知事
「福井や九州など一連の線状降水帯の被害をまとめてみる見方が必要なのではないか。我々現場から申し上げて、そのうえで激甚指定をいただきたい」

今回の大雨では、災害対策本部を設置しなかった石川県。これに対する批判について馳知事は、人的被害がないなど「これまでの基準を踏まえれば設置する段階ではなかった」と答えた一方、今後は気象情報を基にした災害発生前の立ち上げも視野に、新たな基準を設けたいとしました。