ゴールデンウイークは3日から後半の5連休に入り、JR金沢駅も行楽地やふるさとで過ごす人たちで混雑しています。
JR金沢駅の新幹線ホームには、大きなスーツケースをかかえた観光客らが次々と降り立ちました。
埼玉から日帰り観光に訪れた親子は「途中から乗ったがもう全然座れなくて、金沢駅までずっと立っている人も自由席ではいた。初めて金沢に来るので、兼六園や21世紀美術館は見ていきたい」と話していました。

JR西日本金沢支社によりますと、北陸方面に向かう下り列車の自由席乗車率は、北陸新幹線の「はくたか」で最大160%、大阪発の特急「サンダーバード」3本で最大170%、名古屋発の特急「しらさぎ」2本で最大190パーセントとなりました。
新型コロナの規制も緩和され、久しぶりに再会する家族の姿も見られました。改札口で娘と孫を待っていた男性は「ようやく会えた。コロナの間ずっと会えなかった」と話しました。東京から訪れた娘は「『金沢』って見たのでうれしかった」と話し、孫の女の子は「おばあちゃんに料理を作ってあげたい。照り焼きチキンを作る」と話していました。

またひ孫と再会した女性は「大変うれしいです。大きくなってよかったね」と喜んでいました。
北陸新幹線の普通車指定席は3日朝の時点で、34本の下り列車のうち25本で満席となっていて、夕方にかけて混雑が続く見通しです。
Uターンラッシュは5日がピークと見込まれています。