10年後を見据えたまちづくりの指針となる「新たな都市像」の策定に向け、金沢市は庁内横断型のプロジェクトチームを設置し、19日に会合を開きました。今後、有識者らを集めた検討委員会を開き、年度内に行動計画を取りまとめる方針です。
市政を取り巻く環境の変化を踏まえた10年後の将来像の実現に向けて金沢市が設置した検討委員会は、経済や福祉分野の有識者をはじめ若い世代の代表など19人で構成されています。
今月26日に1回目の委員会が開かれるのを前に、村山市長は19日、各部局長らを集め今後の日程などを共有しました。村山卓金沢市長は「10年後で終わるわけではなくその先を見据えなくてはいけない。不確定要素が多い社会の中で難しい課題だと思うが、真剣に考えていきたい」などと意気込みました。
村山市長が今年度の重点施策に掲げる「新たな都市像」。委員会のメンバーは、来月から魅力づくりや人づくりなど5つのテーマで議論を行い、来年2月に実現に向けた行動計画を取りまとめる方針です。