任期満了に伴う福井県知事選挙は、9日投票が行われ、現職の杉本達治氏が2回目の当選を確実にしました。
杉本氏は岐阜県出身の60歳。東京大学法学部を卒業後、総務省に入り、福井県副知事や総務省公務員部長を経て、前回4年前の知事選で初当選しました。
選挙戦で杉本氏は、来年春の北陸新幹線敦賀開業を100年に一度のチャンスと捉え、観光やまちづくりへの投資を通じて開業効果の最大化を訴えました。
杉本氏は、自民党と公明党、立憲民主党の推薦を受け、再選を確実にしました。
一方、共産党・新人の金元幸枝氏(65)は、学校給食の無償化や介護保険料の負担軽減などをアピールしましたが、及びませんでした。