ハンドボール女子日本リーグで前人未到の9連覇を達成した北國銀行ハニービー。

23日、北陸放送を訪れ、優勝の喜びを報告しました。

北國銀行ハニービーは21日、ハンドボールの日本一を決める日本リーグプレーオフを制し、これまで持っていた連覇記録を9に塗り替えました。
永田美香主将は「このメンバーでなら絶対負けないなと自信があった。連覇のプレッシャーがパワーになっている。変わらず来シーズンの目標はプレーオフ優勝」と、来シーズンへ決意を新たにしました。

速いパス回しや鋭い切り込みなどで、攻撃の司令塔として活躍した相澤菜月選手は大会MVPに輝きました。
相澤菜月選手「司令塔として冷静に判断するというところもあるし、カットインであったりとか速攻のつなぎであったりとか、そういったところを見てもらえたかなと自分で思っている」

また、30年間チームの指揮をとった荷川取義浩監督は、3月末で勇退します。
荷川取監督は「チャレンジャー精神を忘れないように、それを積み重ねてきたので、1大会ずつ頑張って来られた」と、最強世代を築き上げた30年間を振り返りました。

日本ハンドボール界不動の女王として連覇記録を更新し続ける北國銀行。来シーズンは新しい指揮官のもと10連覇の偉業に挑戦します。

荷川取監督の後任には、金沢市出身で日本代表の経験もある東俊介氏が就任します。