石川県議会2月定例会が16日閉会し、馳浩石川県知事が初めて編成した新年度の当初予算案が可決されました。

一方、県議らは3月31日の告示日に向け、本格的な選挙モードに突入です。16日の県議会本会議では、一般会計の総額で6170億9400万円となる当初予算案など知事が提出した54件を含む60件の議案が可決されました。

閉会後、馳知事や県職員、県議らが集合して記念撮影。挨拶周りのため各会派を訪ねた馳知事は、今期限りで引退する県議6人に花束を渡しねぎらいの言葉をかけました。

馳知事「お疲れさまでした」
山口彦衛 県議「ありがとうございました。またご活躍を…」
馳知事「また柳田村に行ったら寄りますから」
山口彦衛 県議「お手柔らかに」

その後の会見では、馳知事も選挙への期待を口にします。
「選挙と聞くと血が燃えたぎる…のが、長い間の政治家としての習性。現状の県政に対するご批判・ご指摘も含めて論戦が交わされることを期待している」

立候補を予定する県議にとっては、4年に1度の審判を仰ぐ選挙戦に突入。県議選は3月31日告示、4月9日に投開票され、14の選挙区のうち10か所で選挙戦が展開される予定です。