シニア世代へのeスポーツの普及に力を入れている石川・小松市で、新たにお年寄りとeスポーツを楽しむのは地元の大学生です。

小松市のeスポーツ体験会は2022年12月に始まり、2月までの間で30回も開かれる人気ぶりです。

これまでは市の職員や市民団体のメンバーが講師を務めましたが、今回から新たに公立小松大学ゲームサークルの学生が助っ人に加わります。

14日は、丸の内町の健脚推進ボランティアの高齢者22人が、大学生2人とeスポーツを楽しみました。

参加した高齢者
「見ていると簡単だけどやると難しい」「脳の活性化、認知症をなるべく防ぎたい」

サポートした学生
「高齢者でも(eスポーツを)楽しめるようにしたいと思って、小松市からこういう取り組みが出てきて参加した。普段できない体験ができて楽しい」

小松市は、高齢者の認知症予防などのため、市民同士がeスポーツで交流する機会を充実させたいと話しています。