減量化に一定の成果も新たな課題

市民「プラスチックごみの(収集)回数を増やして欲しいと思うくらい。今は2週間に1回だが、1週間に1回でもいいかなと思うくらい」
金沢市ごみ減量推進課 永井俊宏課長「排出する機会を増やすことで、いつでもごみが出せるということで、ごみが増えるということもあるし、ごみを排出できる日が決して多いことがいいことかどうかというのは、ちょっと別の問題だと思う」

金沢市では、焼却炉や埋め立て場の負荷を減らすためにも引き続き、ごみの削減を呼びかけています。

金沢市ごみ減量推進課 永井俊宏課長「プラスチックのごみを身近なところから減らすとか食材を余らせないとか、そういったことが海洋プラスチックごみの問題であったり、食品ロスの問題。そういったところの解消への糸口になるのではないかと思っているので、まずは身近でできることをしっかりとやっていただきたい」

金沢市によりますと、2022年度の指定ゴミ袋の販売収入は6億3000万円を見込んでいて、その収益を地域コミュニティの活性化に充てるということです。

指定ごみ袋の売り上げは「地域コミュニティ活性化基金」へ

例えば、先日のような大雪の際には、町会での除雪対策支援に。そのほか、公民館や児童館の運営支援などにも活用されるそうです。

ちなみに、資源ごみ回収の頻度を増やしてほしいという声がありましたが、もし、資源ごみがたまって家に保管するスペースがない場合、市では持ち込める施設を4か所設けていますので、家庭に配布されるチラシや市のホームページなどでご確認ください。