義務教育を十分に受けられなかった人が学ぶ公立の夜間中学校の設置についての検討会が報告書をとりまとめ、今後も石川県と市町が開設に向けて連携していくことを確認しました。
県や各市町の教育委員会では、公立の夜間中学を全ての都道府県に1校は設置するとの国の方針を受け検討を重ねてきました。1日に開かれた検討会では、公立の場合設置主体が県立もしくは市や町となることから、それぞれの利点や課題を踏まえどのような人に来てもらうのかや広報の方法など各自治体からの意見を確認しました。
「義務教育の中学校なのでしっかりと役割を果たしていかないといけないというのことは各市町の方から意見があった」(石川県教育委員会 北野喜樹教育長)
検討会では、1日出された意見をもとに最終報告書を取りまとめ今後、設置に向けたより具体的な検討を進める方針です。