厳しい寒さが続く中、白山市では生産組合の女性らによるかきもちづくりが今年も行われています。この時期ならではの風物詩、かきもちのカーテンが広がります。
白山市の井関生産組合では、特産のかきもち作りが進められています。作業場では組合員の女性が、厚さ5ミリほどの薄さにスライスされたもちを、1枚ずつ麻縄に編み込んでいました。
モチを乾燥させるには冬の低温と低い湿度が出来を左右するということで、作業場での暖房はNG。かきもちのため、寒さを我慢しての作業です。
井関生産組合かきもち加工部・中西節子さん
「今年は寒い日が続いて湿度が割と低めになっているので良い状態で乾いていると思う」
販売は3月上旬から始まり、井関生産組合では30万枚の出荷を見込んでいます。