混迷が続く中東情勢は私たちの生活の至るところに影響が及んでいます。石油関連製品の品薄が長年続く伝統産業や住宅の再建にも暗い影を落としています。

中東情勢「山中漆器にも影落とす」

およそ450年の歴史を誇る伝統の山中漆器。

昔ながらの漆を塗る木製漆器は2割にとどまり、今は時代のニーズを取り入れ、合成樹脂に塗料を塗り重ねる「近代漆器」が8割を占めています。

◇カノー・鹿野和宏社長…「弊社は商品の9割以上がプラスチックを主にPET・ABS樹脂ですが、それを使った素材でウレタン塗装して仕上げている」

加賀市で山中漆器を販売している「カノー」の鹿野和宏社長は、このように話した上で、今、ある問題が起きていると話します。

◇カノー・鹿野和宏社長…「通常欲しいと思って発注する分の半分ぐらいしか、シンナーが入ってきていないのが現状」