石川県能登町の宇出津港(うしつこう)では、4日早朝、新年の初セリが行われ「寒ブリ」をはじめ新鮮な魚介類がところ狭しと並び、港が活気づきました。

午前4時、雪がチラつく能登町宇出津港では今年初となる水揚げ作業が行われ、丸々と太った寒ブリなどが次々とあがり、幸先の良い豊漁のスタートとなりました。水揚げのあと県漁協能都支所では初セリも行われ、100本を超える寒ブリが市場に並び威勢の良いセリの声で活気づきました。県漁協能都支所業務課の宮藤竜也 主任は「初日から大漁、大漁で嬉しい限り。今日もまずまずの値段がついて、量の割には良かった」と嬉しそうに話していました。

能登町では今月15日に「のと寒ぶりまつり」の開催が予定されていて、新鮮な海鮮丼や鍋などが楽しめるということです。