30日午前、金沢市内を流れる川に土砂が流れ込みました。
けが人などはいませんでしたが、石川県や市などが土砂の撤去作業を行っています。
金沢市によりますと、30日午前11時半ごろ、金沢市正部町で町会長の男性から森下川に土砂が流れ込んでいると消防と市に通報がありました。
川沿いのがけが、幅約30メートル、高さ約50メートルに渡って崩れ、土砂や木が川に流れ込みました。
けが人はいませんでした。
近くに住む人は、「午前8時半ごろにザーッという大きな音が聞こえ、窓から外を覗くと、崖が崩れているのが見えた」「このあたりは地盤が弱いし、崖が急。また崩れるだろうという心配があり、やっぱり来たかという感じだった。」と話していました。
崖崩れのあった場所から約100メートル上流では、川の水があふれ、ビニールハウスも半分まで水に浸かっていました。
県や市では、午後2時から土砂や木の撤去作業を行っています。