牛乳の消費が下がるなど酪農家が抱える問題について農家と学生が雑談を通して解決を目指す意見交換プログラムが金沢大学で行われました。
意見交換プログラム「雑談のチカラ」には1年生から3年生8人のほか、酪農家や石川県の職員などが参加しました。学生らは牛乳の価値を向上させるためのアイデアを考えるうえで、酪農家との雑談を通して現状を学んでいました。
学生
「絞った分が、ヨーグルトとしてめちゃめちゃ売れるというのは?」
西出牧場・西出穣さん
「消費者は買う時に裏のところを見て、その原料が国産なのか外国産なのかというのを見て買ってくれれば、応援したいという気持ちがちゃんと酪農家にも反映されてくるのではないか」
雑談の中では、容器を振ったら固まる牛乳の開発や、アイドルとコラボして売り出すなどの案が出ました。学生らは石川と富山の牧場を訪れ実際に仕事も体験していて、金沢大学では今後も取り組みを通して、酪農の課題解決に繋げたいとしています。