ともに考え、生きる大切さ

また、がんに限らず、地域で医療やコミュニティづくりに取り組む人を招いてみんなで考えることの大切さを話し合いました。

中村悦子さん(在宅看護センターみなぎ)

中村悦子さんは能登を拠点に訪問看護ステーションの運営などに取り組んでいます。

2024年の能登半島地震では、当時、務めていた訪問介護ステーションが避難所となり、震災を経験したことで認知症やうつになる人が増える状況を目の当たりにしてきました。

中村さんは「こんなときこそ居場所が必要」と実感したとした上で、がんに限らず病気や症状を「普通に、おおらかに語れる場」の必要性を語っていました。

糟谷明範さん(シンクハピネス代表)

また、糟谷明範さんは、東京都府中市を拠点に多様な人たちが集まり、活動できる事業所を設立し、医療と暮らしの境界線を問い直す取り組みを続けています。

訪問介護ステーションやカフェ、中高生の学びの場を展開する中で、糟谷さんは人と人のつながりを深めていて、「誰かのうれしいが、誰かの悲しいもつくる」のではと語り、「決して押しつけず、何をしたいのか明確に伝えること。ネットワークが大切」と集まった人たちに問いかけていました。