老朽化した石川県産業展示館や石川県立野球場の建て替えなど、西部緑地公園の再整備について27日、2回目の検討会が開かれました。

県産業展示館は老朽化に伴い、1号館から3号館を統合し新しい施設の建設が計画されています。検討会では展示面積を拡大し、大型のコンサートなどに対応できる機能を整備することに加え、間仕切りで分割できるようにすることで、展示会のほか、会議室としても活用する案があがりました。

一方で、駐車場が利用しにくい、公共交通機関でのアクセスがしづらいことなど解決すべき課題について石川県は、立体駐車場の整備も含めて検討したいとしました。また、西部緑地公園全体に関する検討会では、野球場や展示館の整備だけではなく、飲食店や新たな遊具の導入など公園の原点を踏まえた空間づくりをコンセプトにするべきとの指摘がありました。

検討会では来年夏ごろに中間のとりまとめを行い、再来年の3月末までに最終案を決定する方針です。