石川県内は14日から広い範囲で雪が降り、山地を中心にまとまった積雪を観測しました。週末には再び強い冬型の気圧配置で大雪となるおそれもあり、今後の気象情報に注意してください。
強い冬型の気圧配置が続き、県内は山地を中心に広い範囲で雪が降りました。
石川県が設置した積雪計では午前8時現在、白山市の谷峠で46センチ、一里野で23センチ、珠洲市の大谷峠で5センチの積雪を観測しました。
冷え込みも強まり、最低気温は輪島市三井で-0.7度、白山河内で0.4度、金沢ではこの冬最も低い2.0度を記録しました。
上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になっていて、16日午前6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で40ミリと予想されています。特に能登地方ではこれまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険が高まるおそれがあります。
また18日ごろには、再び冬型の気圧配置が強まり、寒気の程度によっては大雪となるおそれがあります。交通への影響にも注意してください。