金沢地方気象台は14日、初雪を観測したと発表しました。平年より20日遅く、去年より17日遅い初雪です。

気象台によりますと、午前11時5分ごろ、雨に雪が混じるみぞれを観測したということです。金沢での初雪は平年より20日遅く、去年より17日遅い観測です。

石川県内は風が強い状態が続いていて、金沢市内では住宅のトタン屋根がはがれるなどの被害がありました。

JR西日本金沢支社によりますと、午前11時現在、JR北陸線は、普通列車5本が運転を取りやめたほか、列車に15分から最大で60分の遅れが出ています。

14日予想される最大瞬間風速は、加賀・能登ともに陸上で30メートル、海上で35メートルです。また海上では、14日昼過ぎにかけて大しけとなる所がある見込みです。14日予想される波の高さは加賀・能登ともに7メートル、15日はうねりを伴い5メートルの見込みです。

気象台では14日夕方にかけて強風に注意・警戒、15日明け方にかけては高波に警戒するよう呼びかけています。