最高級ブランド「輝」や新ブランド「一番推し」は!?

一度解散し、10時間後の午後2時。出荷に向けた選別をするため、船から次々とカニが運ばれていきます。大きさだけでなく、色や傷、身やみその入り具合など選別は、さまざまな視点で行われていました。


石川県の最高級ブランド「輝」や今年から始まった新ブランド「一番推し」はいたのでしょうか。

「今日は該当なし」「ダメでした、残念ながら」

第五恵比寿丸・経営者 橋本勝寿さん「(Q.重さが足りていたけど?)足りててもダメ。足が離れたらダメ」


話を聞くと、新ブランド「一番推し」の候補に該当するものはあったものの、重さを測った後に足が離れてしまったということです。

長い時は5時間以上かかるという選別作業。時には10人がかりですべてのカニの状態を確認していきます。



遠塚谷透 船長「(Q.今回の漁を終えて)決めた数はとったし、そんなもんやわ」

第五恵比寿丸・経営者 橋本勝寿さん「よく(カニが)入ってる。資源量が豊富やから今年。みなさんは食べやすい値段やと思う」

出港から選別まで24時間を超える作業。漁師のみなさんに感謝しながら、今年も冬の味覚を楽しんでほしいと思います。