数値予報モデルに基づいた雪の予想を見てみると、日中でも白山麓で雪が降るようです。
午後からは、白山市白峰地区で雪をたずねましたが、やはり金沢とは違いました。
金沢から離れること50キロ、福井県の県境・谷峠では雪が舞っていました。

白峰地区の住宅が立ち並ぶところでも雪景色が広がっていました。
白峰地区に住む人
「きょう(2日)初めてなんです、ここで降ったのは。「降るだろうな」と思っていたら本当に降った」
白峰地区では、7日初めて除雪車が出るなど本格的な雪のシーズンが到来していますが、金沢など平野部での雪はもう少し先になりそうです。
中山隼仁気象予報士
「金沢市内も2日は冷え込んであられが降るなどしましたが、平野部での初雪にはなりませんでした。前の日からこの日にかけて上空の寒気はあったのですが、九州北部や山陰といった北陸より西のところで流れ込んでいました。2日は佐賀で初雪を観測していました。金沢の初雪は来週かな、というのがひとつの見立てです」
8日発表された気象台の1か月予報によると、10日からの1週間は気温は平年並みか高め、その次の1週間は平年並みの確率が50%と少し低い傾向に寄ってきます。

週間予報はこのことを反映していて、しばらくは気温は平年より高い日が多くなりそうです。
金沢の初雪はまだまだ先になるかと思えそうですが、そうとも言えません。
14日水曜日には、強い寒気が北陸の上空にやってきそうで気温も低いです。
冬型の気圧配置は続きそうで、雨マークですがこれは「雨か雪」

金沢の初雪はこのあたりではないかな、と。
「みぞれの状態で一度ちょっと」という感じかもしれません。
しばらくは気温が高い傾向にはなってますが、急な寒気の訪れなどは冬の間十分考えられますので、最新の気象情報に注意するようにしてください。
そして、雪はなくても雨が冷たく感じられる時期ですので、雨具の準備はしっかりとして体調管理には十分注意してください。