2024年9月、寺町1丁目の空き店舗にオープンした「そば処WAY」。

小松市で50年以上そば店を営む藤田さん夫妻が週に2日間だけ寺町でも店を開いています。

そば処WAY 藤田美智子さん「寺町の方が結構いろんな物件があって、娘が設計士なので、そちらの方でここを見つけてきて、何かをしたいって私たちに振ってきたので、結局蕎麦屋しかできない私にとっては蕎麦屋になりました。寺町は金沢の中でも古い町だし、やっぱりお店がいっぱい閉まってきたのもやっぱ気になるようで、何かをしたい。それだけかな」

いずれは金沢市内に住み、寺町での営業に専念したいと話す藤田さん。

立ち食いソバなど、これまでの店ではできなかった新しい取り組みにも夢をはせます。

そば処WAY 藤田美智子さん「私たちももう高齢なんですけど、ある日突然やめるっていうことはしたくなくって、緩くっても良いからずっと少しでも何か続けていけたら良いなあと思ってます」

寺町台商興会 武藤清秀会長「しずのやは若い方がやってますんで、今までの寺町の雰囲気とはまた違う、そういう昔からある店とは違う新しいお客さんがそこを出入りしてくれると良いなと思っています。それから、もう1軒、お蕎麦屋さんができましたんで、毎日営業しているわけではないんですが、こだわりのあるお店なので、そういった店にもファンができると良いなと思っております」