金沢市の小学生が加賀れんこんの魅力をPRしました。使われたのはSNSなどでライブ配信しながら視聴者とコミュニケーションし、オンライン販売をする「ライブコマース」です。
ライブコマースに挑戦したのは金沢大学附属小学校4年生の児童たち。加賀れんこんを石川県外の人にもっと知ってもらおうと、これまで生産者から話を聞くなどしてきました。
配信では、NTT西日本のグループ会社の食のライブコマースサービス「foove」を
使い全国の会員に向けてPRしました。会員からは、リアルタイムに質問やコメントが送られてきます。
児童は「でんぷん質が多く、粘りが強いのが特徴で、筑前煮やレンコンチップで食べるのがおすすめです」などと、加賀れんこんの特徴やおすすめの料理法などを
元気よくアピールしていました。
6日のライブコマースでは3個のレンコンの販売につながりました。
「県外の人にも普通のレンコンとの違いをしっかりアピールしてみんなに買ってもらうように頑張りました」
「特徴を詳しく考えるのが難しかったけれど、うまく最後まで言えたのでよかった」(ライブコマースでPRした児童)
「もう、ズキーンときました。子供たちの熱意を元に自分たちももっと頑張りたい。元気の源のような感じ」(JA金沢市加賀れんこん部会 北博之部会長)
子どもたちは、今後、反省点などを整理してさらに売れるには何が必要かを話し合うということです。