輪島市の市街地と門前地区を結ぶ国道249号の中屋トンネル。

地震と豪雨の影響で通行止めが続いていましたが、復旧工事が完了し、17日に通行が可能になりました。

久々江龍飛キャスター「午後1時になりました。地震や豪雨を経て、中屋トンネルが一年半ぶりに開通しました。」

輪島市の門前町浦上と縄又町を結ぶ国道249号の中屋トンネル。地震で内部が崩落し、2024年9月に応急復旧工事が完了したものの、直後の豪雨によりトンネルの出入り口など複数箇所で土砂崩れが発生したため、車両の通行再開が延期されてきました。

トンネルへと続く道では地震と豪雨の爪痕がいまだに残ったままです。住民はトンネルの脇を通る県道や市道を迂回路として利用。土砂崩れで道路が崩落した場所には仮の橋を設置するなど応急復旧を進めてきました。

そして17日、通行止めになっていたトンネルおよそ1.3キロの区間がようやく通行再開となり、輪島市内の国道249号全線で一般車両が通行可能になりました。