5月に金沢市の通称・山側環状で発生した逆走の防止対策として、金沢河川国道事務所などは6月26日夜、新たに路面標示を塗る作業を行いました。

5月10日の夜、金沢市鈴見台1丁目の国道159号、通称「山側環状」で逆走してきた78歳の男性が運転する軽乗用車を避けようとした対向車が道路わきのガードレールに衝突し、運転していた女子大学生が大けがをしました。

記者「5月10日の事故で逆走車が誤って進入したとみられるICです。進入を防ぐために消えかかった路面標示を塗り直しています」

道路を管理する金沢河川国道事務所や石川県は26日の夜、高齢男性が逆走を始めた東長江IC周辺でドライバーに進入禁止を周知する表示などを路面に塗りました。

今回の逆走を受けた対策は、山側環状の合わせて5か所で行われます。

金沢河川国道事務所・焼田聡統括保全対策官「逆走につきましては命に関わる重大な事案であります。ICの入り口などでは標示などの対策をすすめているのでそれらをよく確認していただくのが大事」

金沢河川国道事務所は、追加の対策としてガードレールや進入禁止の看板なども今後、設置する予定です。