急増する特殊詐欺の被害を未然に防ごうと警察は13日、石川県白山市で買い物客に注意を呼び掛けるキャンペーンを行いました。

キャンペーンは石川県警の「特殊詐欺等被害防止集中取組期間」に合わせて行われ、白山市西米光町のスーパーマーケットで警察官やボランティアらが詐欺の手口などが書かれたチラシを手渡しました。

県内の特殊詐欺事件は、2025年に入ってから5月末までに83件と2倍以上に増えていて、被害額はおよそ6億1800万円に上ります。

白山警察署生活安全課の田頭由香子課長は「携帯電話にかかってきて被害に遭う方が多くなっているので、幅広い年代の方に怪しいと思ったらまず確認するということを呼びかけたい」と話しました。

警察は不審に感じた場合は家族や友人、警察に相談するよう呼びかけています。