この夏に行われる見通しの石川県議補選金沢市選挙区に、馳浩知事の元秘書で金沢市議の荒木博文さんが出馬を検討していることがわかりました。

荒木さんは52歳。2014年から衆院議員だった馳知事の秘書を務めたあと、2019年から金沢市議会議員を務めています。

荒木さんは参政党からの出馬に向けて調整中で、4日午後、自民党金沢支部に離党届を提出しました。

荒木博文金沢市議「決まれば…何事も決まれば伝えるので。(Qタイミングは?)それはわかりません。(参政党から)お声がけがあったのは事実。それは本当、嘘偽りなく」

石川県議会の金沢市選挙区では、参政党が党の副代表・川裕一郎県議を参院選の全国比例区に擁立することを決めています。

川県議は立候補にともない自動失職することが見込まれていて、金沢市選挙区の欠員が2になる予定です。川県議の自動失職から50日以内に補欠選挙が実施されます。

荒木さんは「多くの人たちをお騒がせしたのでけじめをつけます」と話し、5日にも金沢市議会に辞職を届け出る見通しです。