最悪時の死者2200人以上想定に馳知事「衝撃的数字」

これについて馳知事は。

馳知事「衝撃的な数字だと思っている。どういう規模で何をどう公的支援が必要かというのは県庁でスタートさせたい」

馳知事は、県民に防災意識を高めてもらい、自助・共助の取り組みを進めてほしいと呼びかけました。

一方、これまで四半世紀以上、見直しが行われなかったことについては。

馳知事「被害想定の見直しのための調査、これは根本的に国がするもの。(県は)ずっと要望してきたと引き継いでいる。国はやはり南海トラフ地震対応の調査を重要視していたと言わざるを得ない」

また、今回公表した被害想定は一部の自治体のデータが地震前の数値に基づき試算されているとして、馳知事は市、町と相談しながら見直す必要があるとの考えも示しました。