北陸最大のトマトの産地、石川県小松市では8日から春野菜を代表する「春トマト」の出荷が始まりました。

JA小松市の野菜総合集出荷場には8日朝、収穫されたばかりの春トマトおよそ1トンが運び込まれました。トマトは品質や大きさなどで選別され次々と4キロ入りの箱に詰め込まれていきました。
小松市で栽培されている春トマトは主に「桃太郎はるか」という品種で、みずみずしくてフルーティーな味わいが特徴です。
2月以降の天候不順で生育が心配されましたが、生産者の管理でその後順調に生育し、「例年通りの出来栄え」と生産者は話します。
JA小松市春トマト部会 橋本拓朗部会長
「後ろ側のところに星っぽい白い筋がはっきり見えるトマトがおいしいトマト。今の時期はおいしいので生で食べてほしいからサラダなどそのまま食べてほしいです」
今年は去年より4軒多い49軒の農家により栽培されていてJA小松市では7月末までにおよそ830トンの出荷を見込んでいます。