「こどもの日」の5日、震災で被害を受けた七尾市の「のとじま水族館」は人気のイルカショーなどをお目当てに訪れた大勢の親子連れらで賑わいを見せています。

こどもの日に合わせ、中学生以下の入場料が無料となった「のとじま水族館」には朝から大勢の人たちが詰めかけました。能登半島地震で大きな被害を受けたものの、完全復活を果たした水族館では、5月4日と5日、開館時間を30分早め来場者を迎え入れました。



2025年3月に再開したイルカショーの会場は満席に。子どもたちは目の前でジャンプするイルカを見て歓声をあげ拍手を送っていました。

男の子「イルカとか色んな生き物が久しぶりに見れて良かった」
女の子「イルカのジャンプとか迫力がすごかった」
女の子「2年ぶりくらいに来た。能登半島地震でイルカショーができんくなったけど、出来るようになってまた見られて嬉しいです」

のとじま水族館 職員 柳和也専門員「懐かしい感じがしますね。人がワイワイしている、やっと戻ってきたなと」



館内ではペンギンのお散歩タイムも開かれ、訪れた親子連れらは絶好の行楽日和を満喫していました。

のとじま水族館によると3日と4日の2日間で約1万人が来場したということで、ゴールデンウィークの人出をきっかけに、より多くの人たちにさらに足を運んでほしいとしています。