地震で大規模な土砂崩れが発生し、これまで地元住民に限って通行が可能だった石川県輪島市の国道249号が、ゴールデンウイークを前に25日から一般車両にも開放されました。
輪島市渋田町から町野町大川にまたがる国道249号は、地震で大規模な土砂崩れが発生し通行止めとなっていましたが、隆起した海岸に1車線の道路を設ける形で2024年12月に地元住民や緊急車両に限って通行が可能になりました。

国土交通省能登復興事務所によりますと、冬の間も高波による設備への影響がなく安全性が確認されたとして、ゴールデンウイーク前の25日午後1時から一般車両の通行が可能になりました。

これで市中心部から輪島市町野町の往来が大幅に短縮され、国道沿いにある道の駅「千枚田ポケットパーク」も26日からの連休期間中、臨時で営業を再開することにしています。
能登復興事務所は、悪天候の際は今後も通行止めになる可能性があるとして、注意を呼びかけています。