ゴールデンウィーク期間中に石川県七尾市で青柏祭と花嫁のれん展が震災の被害を乗り越え開かれます。地元の関係者は多くの誘客を期待しながら準備を進めています。
北陸放送には、青柏祭と花嫁のれん展のPR隊が訪れ、見どころを紹介しました。

高さ12メートルの巨大な「でか山」が街を練る青柏祭ですが、祭りは5月3日から5日まで行われます。2024年は震災の影響で中止となったでか山の巡行は2年ぶりに開催されることになり、関係者の思いもひとしおです。
青柏祭でか山保存会・丸岡俊宏会長「能登の祭りが再開できることを本当に喜んでいる。誰でも引き手が参加して楽しめる祭りとなっているので、でか山の大きさ、迫力を楽しんでいただければ」
また、29日から5月11日までの期間、七尾市中心部の一本杉通りでは、復興へと歩む思いも込め恒例の花嫁のれん展が開かれます。
一本杉通り振興会・高澤久会長「花嫁のれんですので、1軒1軒ものがたりがあります。ぜひお店に足を運んで店主から物語を聞いていただければ」
2025年はおよそ100枚の美しいのれんが商店街を彩るということで、春の能登路を青柏祭と合わせて楽しんでほしいと、「今行ける能登」をアピールしていました。