9日夕方、金沢市の住宅街で道路を横断しようとした小学3年の男の子が車にはねられ、意識不明の重体となっています。

9日午後5時すぎ、金沢市上荒屋7丁目の市道を横断しようとした小学3年の男の子(8)が右から来た乗用車にはねられました。男の子は頭を強く打ち、病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。
警察によりますと、男の子が渡ろうとした先には公園や自宅があり、現場近くには母親もいたということです。
事故を目撃した女性は「公園の前に横断歩道がない。夕方は車通りも激しく、危ないと思う」と話していました。
現場は見通しの良い片側1車線の直線道路で、近くに信号機や横断歩道はありません。
乗用車を運転していた54歳の女性は、仕事から帰宅途中だったということで、警察の事情聴取に対し「道路を渡っていた男の子をはねてしまった」と話しているということです。警察が当時の状況を調べています。