9日夕方、金沢市の住宅街で小学3年の男の子が車にはねられ、意識不明の重体となっています。

発生直後の事故現場の様子=金沢市上荒屋、9日午後6時ごろ(視聴者提供)

9日午後5時すぎ、金沢市上荒屋7丁目の市道で、1人で歩いていた小学3年の男の子が右から来た乗用車にはねられ、意識不明の重体となっています。

乗用車を運転していた54歳女性にけがはありませんでした。

現場は見通しのいい片側1車線の直線道路で、近くに信号機や横断歩道はありません。

事故を目撃した女性は、「公園の前に横断歩道がなく、夕方は車通りも激しく、危ないと思う」と話していました。

金沢市上荒屋、9日午後8時ごろ

警察は乗用車を運転していた54歳女性から話を聞き当時の状況を調べています。

石川県内では春の全国交通安全運動に入ったあと、事故が相次いでいて、8日夜には小松市の加賀産業開発道路で83歳男性が車にはねられ死亡したほか、9日早朝には金沢市の北陸自動車道で工事車両に乗用車が追突し、運転していた21歳男性が死亡しました。