38年前、福井市で中学3年生の女子生徒が殺害された事件で、服役した男性の再審=裁判のやり直しについて、判決が今年7月ごろに言い渡される見通しとなりました。

1986年3月、福井市で中学3年生の女子生徒が包丁で殺害された事件では、前川彰司さん59歳が懲役7年の判決を受け服役しました。

前川さんは捜査段階から一貫して無罪を主張し、2024年10月に2度目の再審請求で名古屋高裁金沢支部が裁判のやり直しを認めました。

20日、3月6日の再審開始に向けた裁判所と弁護団、検察による公判前最後の3回目となる三者協議が行われました。